2020年2月の「今」

2020/2/29   土曜日     晴    12℃/4℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、コマツナ収穫調整、ネギ収穫調整、畑見回り、キャベツ収穫、キャベツ播種、育苗灌水

 東京はこの週末は晴模様。絶好のお出かけ日和ですが、全国の休校が決まり、お出かけの自粛が求められています。

 そんな中、週末にかけてスーパーへの来客数が増えているようで、ネギ、コマツナの販売数が一気に伸びました。3月分の給食用の出荷がなくなり今後の出荷に不安を覚えましたが、このペースで動くのであれば何とか今月の見通しが立ち一安心しております。

 

 春以降のコロナウイルス、世の中の変化はつかめませんが、種まきは一定期間ごとに行っております。新年度から、コマツナは年間を通して給食、小売を合わせて週に400キロ程度は出荷したいと考えています。そのため、毎週1~2回程度は種蒔きを行う必要があり、今日も400キロ分の種まきを行いました。

 

 当園で生産している野菜の中で、種まきから出荷までが一番短い期間であるコマツナ。そのコマツナでさえ種まきから収穫までには約2か月を要します(春物。秋冬は約3か月、一番暖かい時期では約25日で育ちます)。2か月後には通常通りに学校が再開され、東京、全国の皆さんの生活が元通りになってくることを祈り、安心安全な東京野菜の生産活動を続けることによって地域の健康に貢献していきたいと思います。


2020/2/28    金曜日    快晴     11℃/-1℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、羽村瑞穂給食)、コマツナ収穫調整、事務(2月のおさらい)、ミーティング、事務

 今日も東京は晴。しかし日々新たな感染者が発表され列島を覆い始めたコロナウイルスの影響が、ついに当園にも現れました。

 昨日、日本全国の小中高等学校に対して、来週の月曜3/2から春休みまでの期間での休校要請が出されました。これにより給食自体がなくなってしまうことから、来月給食用に出荷予定だったネギ、コマツナ等の野菜は出荷することが出来なくなり、その分の新しい売先をこれから検討していくことになりました。

 

 ちょうど3月号の「農園便り」を発行するタイミングでしたが、今回はお渡しできない方も多く、4月以降の給食を待ってお渡ししていくことになります。

 

 どうか東京、全国の子供たちに感染が拡大せず、新年度には日本全国が良い形で春を迎えられることを祈るばかりです。


2020/2/27   木曜日     快晴    11℃/4℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、食品加工会社、福生市給食、東京23区給食)、コマツナ収穫調整、ネギ播種、事務(チラシ作成)

 昨日の悪天候から一転、今日は日差しが強く快晴でした。しかし、広く日本全体で寒の戻りのようで、数日は冷たい風が吹きそうです。

 

 本日も昨日に引き続きコマツナの収穫。昨日今日の2日間で200キロ以上を収穫し、明日も含めた今週で400キロ以上の出荷です。状態は非常によく、長さ、太さ共に良い状態です。近隣のスーパーでも反応が良く、3月も安定して出荷できそうです。

 

 今日はうれしいニュースが飛び込んできました。現在5号目を作成中の当園の「農園便り」ですが、各給食センターや給食仲卸業者様から良い反響があると農協の担当者様からお伝えいただきました。新年度に向け生産量を拡大し、近隣の農家と共に瑞穂農業・東京農業を盛り上げる活動を始めようと準備しているさなか、今後に希望が見える良いニュースに、新年度へのワクワクがまた大きくなりました。

 


2020/2/26    水曜日     雨・曇      9℃/3℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、八王子給食)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、圃場管理作業、カブ収穫調整、事務(3月チラシ作成)

 今日は久々の悪天候、朝から昼まで雨が続き、最高気温は9℃と冷え込みました。今日から寒の戻りのようで、明日以降も晴れるようですが気温が低い日が続くようです。

 

 昨日まで続いた好天の結果、コマツナが大変成育しています。今週は羽村瑞穂、福生、東京都内、八王子と沢山の発注を頂いているほか、小売店頭でのお客様の反応も良いため、大きくなりすぎる前に出荷することが出来助かっています。新年度も切らすことなく生産し続ける予定のコマツナですが、他の旬野菜と合わせて収穫調整に追われるイメージが湧いてきており、戦々恐々としています。新メンバーが来る4月までに何とか効率アップの対策を固めていきたいと思います。

 

 早いもので2月も残すところ明日から数えて3日間。2020年も丸2か月が経過したんですね。3月号のチラシを作成しながら、時間が経つことの早さを実感しています。3月は今年度のまとめ作業と新年度の目標設定や4月からの新体制に向けた準備が佳境を迎えます。コロナウイルスから身を守る努力も継続していかなければなりません。1日1日を大切に、組織として成長できる年度終わりにしたいと思います。


2020/2/25    火曜日    快晴     12℃/4℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、食品加工会社)、コマツナ収穫調整、ネギ調整、ネギ播種、コマツナ播種、圃場周辺管理

 連休明け火曜日、今朝も東京は暖かな太陽に包まれていました。しかし昼過ぎから厚い雲に覆われ、今晩から明日にかけて雨が降るようです。明後日以降は缶戻りのようで、体調を崩さないよう心掛けていきます。

 

 4月から採り始める予定のカブの成育が非常に良いです。2月とは思えない暖かさの影響でここまで調子よく生育しており、この調子なら3月中には出荷できるかもしれません。現在出荷中のカブがあり難いことに好評を頂き予定より早くなくなりそうであるため、4月以降も東京都内の各給食に収めていけるよう生産に注力致します。

 

 また、今日は当園各圃場の管理作業を行ってきました。通常の耕耘作業だけでなく、畑の木の伐採、倒木の除去作業などを行いました。自然を相手にする農業は、決まったことだけを進められるわけではなく、このようなアクシデント対応を迫られることも多いため、問題に気づいたときに対応していくことが長期的なリスクを減らしていくことにつながります。


2020/2/24    月曜日    快晴    15℃/1℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、食品加工業者、八王子給食)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、ネギ播種、カブトンネル修正

 令和初の天皇誕生日、3連休最終日です。今日も東京は澄み渡る晴れ空、風が強く、より一層春の訪れを体感しています。

 昨日の畑の見回りで、遠山さんが畑の異変を見つけてきてくれました。上の写真は先日播種したカブの畑の様子です。この時期は強風が続き、写真のようにネットが剥がれてしまうことが少なくありません。

 今回のビニールネットは、この時期の寒気からカブを守ること、昼間の時間で保温性を高めることを目的としているため、このようにネットが剥がれている場合には種が発芽しなくなってしまう可能性があるため少しでも早くネットを直す必要があります。昨日見回りをしたことにより今日早速修正に取り掛かることが出来ました。

 

 このように、畑の見回りを習慣化してから、異変に対して早めに対処することが可能になりました。日々変化する畑の状況を見て少しの変化も見逃さないこと、そして変化に対して必要な処置を迅速に施すこと。これが組織で農業生産を行うことにおける最も大切なことなのかもしれないと実感しています。

 


2020/2/23     日曜日    快晴    15℃/4℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、ネギ収穫調整、コマツナ収穫調整、キャベツ播種、キャベツ収穫、畑見回り

 今日も東京は1日春の陽気でした、工藤です。花粉症に悩まされていない僕としては、このまま春が来てしまえば良いのにと毎日思っているんですが、どうやら明後日からまた寒くなる予報が出ています。電車に乗れば皆マスク、これに加えて気温差で身体が弱ると、コロナウイルスに対して本当にどうなるかわかりません。手洗いうがい、3食の安定した食事と質の高い睡眠を徹底することで皆が健康を保てることを祈るばかりです。

 

 この暖かさでコマツナがグングン成長しています。今なら超高品質のコマツナを給食にお届けできる。そう思っていたらあり難いことに今週の給食の発注を追加で頂き、また沢山の子供たちに食べてもらえることになりました。新年度からはもっと大量にもっと安定して出荷できる見通しが立っており、3月初週から給食仲卸業者様、給食センター、飲食店等に営業を開始する予定です。新年度も組織として成長できるよう、日々挑戦の繰り返しです。

 

 今日は久々の小寺君の出勤。昨年の夏から来てくれている小寺君。185センチ100キロ前後の彼は当園が初めてのバイトで、わからないことも沢山ありましたが、今では抜群の安定感で沢山助けてくれ、見た目通り当園の大きな力になっています。

 春からは埼玉の農業大学校で花卉を学ぶことが決まっており、当園で過ごす時間も残り1か月程度。卒業を控え高校の授業が減り、車の免許も採り終えた彼は、3月みっちりと当園でラストランを迎えます。


2020/2/22     土曜日   快晴    16℃/5℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、コマツナ収穫調整、ネギ調整、キャベツ播種、コマツナ播種、事務

 今日の東京は4月の暖かさ。朝から太陽に恵まれ、寒さを感じる瞬間の少ない一日でした。

 

 一週間が経つのは早く、またしても土日です。土日は高校生メンバーが大活躍、今日は1年生の八木君、明日は3年生の小寺君が来てくれる予定です。

 

 4月からのメンバーの入れ替わりに向け、現在各スタッフにちょっとした課題をお願いしています。例えば1年目の遠山さんの場合、生産担当としての個人の勉強の他に、各作業について新しいスタッフに教えるイメージを持てるように取り組んでもらっています。当園では作業ごとに流れを書いたマニュアルを作っていますが、教える際にそのマニュアルを確認しつつ、不安な点は基本に返って取り組めるようにしています。

 

 八木君にお願いしている2・3月の課題は、ネギ調整マスターになってもらうこと。現在種まきから調整まで行っているネギですが、生産工程は大きく分けて、種まき、定植、収穫調整の3段階に分けられます。八木君には主に収穫調整の工程で一緒に取り組んでもらっていますが、その中でも調整の熟練者になってもらいたいと考えています。ネギは当園の生産を支える軸です。他の野菜と比べて生産量も工程も多く、当園のスタッフ全員が降れる野菜です。そのため、3月末で熟練したスタッフである親川君と小寺君が抜けることで、当園の軸が弱まります。そこで、今後おそらくあと2年ほど一緒に働いてくれるであろう八木君に、土日のエースとしてネギを調整をお願いしていけるよう、ネギ調整を伝達しています。初めてのアルバイトで当園に来てもらってから早1か月。毎週来てくれ「楽しい」と言ってくれる八木君に、今以上にやりがいを感じてもらうべく、よりよい共有の仕方を模索しています。


2020/2/21   金曜日     快晴    14℃/4℃

~本日のスケジュール~

出荷(福生市給食、小売、食品加工業者)、コマツナ収穫調整、ネギ調整、キャベツ播種、町民農園整備、事務

 今日も朝から快晴で、東京は暖かな一日でした。

 2月の給食用出荷も佳境を終え、3連休に向けた小売り用野菜の準備と圃場の管理作業、溜まっていた事務を進めていく一日でした。

 

 先日三鷹市からネギ収穫機の見学を受け入れた際の様子が、2月20日の日本農業新聞に掲載されました(写真:3人写っているうちの真ん中が当園代表近藤剛です)。当園は年中見学の受入を実施しています。機械の実施をお考えの方、新しい取引先をお探しの方、生産現場をご覧になりたい給食の栄養士の皆様、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 新年度に向け、現在の生産を維持しながら新しい作付けに取り掛かりつつ、進めたい事務作業が沢山あります。例えば機械の使い方について、わかり易い貼り紙を掲示すること。これまでは限られたスタッフが操作していた機械も、春からは人数も増えより多くの人が操作するようになります。その際に、年間でたまにしか使わない機械まで細かく使い方を覚えることは難しいので、使い方の手順を書いたものを用意し、機械とセットに置いておこうと考えています。

 東京都内全域の給食や食卓を支えようと考えると生産量の拡大や地域との取り組みが必要です。そしてそれに伴い多くのスタッフと働くことが必要です。多くの人間が出入りする分出来ることが増え、わからないことも増えていくことから、「見るだけで当り前に出来る」仕組づくりが大切だと考えています。

 

 日進月歩、日々働きやすくなる環境を目指し、一日一日工夫を心がけています。


2020/2/20    木曜日    快晴    12℃/3℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、コマツナ収穫調整、ネギ収穫調整、カブ収穫調整、町民農園整備

 今日も日差しが強く暖かい1日でした。

 

 この暖かさによって、先日播種をした第一弾のネギが無事に目を出し始めています。これからの時期は苗の感想度合いに合わせて水やりをしていきます。水のやりすぎは土壌から酸素を奪い成長を妨げることになりますので、最低限を心がけていくことが肝です。

 今年はネギ、キャベツを合わせて4月1日までに800枚以上を上の写真のように育てていきます。定植を迎える5・6月まで、それぞれに満遍なく水やりをしていくことは結構難しく、特に多い時期だと毎日2時間程度時間がかかることもあります。1年目の遠山さんは4月入社だったため、今回が初めての播種、初めての水やりです。生産担当者として適度な水やりを覚えるにはどうしたらよいか、を日々考えて指導しています。

 

 当園の大エース、親川君が今日まで6連勤でした。いつも頼りになる親川君は地元羽村市出身の大学2年生。ちょうど1年前から当園に来てくれています。いつも優しく後輩の面倒見の良い親川君ですが、そんな人柄通り優秀な彼は4月から1年間大学の研修で北海道に行くことが決まっています。来年東京に戻ってきたらまた再開できるのですが、残り一ヶ月となり当園では早くも親川ロスが進んでいます。今年度1年間でエースとして大活躍してくれた親川君は実に偉大であり、3月ひと月かけてチームで対策を講じなければ、彼の穴を埋めることは容易ではありません。

 

 組織として目標に向かっている近藤ファーム。これまでもそうだったように、今後も多くの人と出会い、そして旅立ちを見送ることになります。そんな中でも変わらない信念を大切にしながら、組織として変化を続けてより良い生産をし、より多くの方に当園の野菜を届けていくことが出来るよう努力していきたい。そんなことを、エースの旅たちを前に感じています。


2020/2/19     水曜日   快晴    13℃/2℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、23区給食、八王子給食、福生市給食、加工食品会社)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、カブ播種、町民農園整備

 今日も東京は快晴。福生市、東京23区、八王子市と近隣から遠方まで給食出荷の多い日でした。

 

 カブは4月出荷分までビニールハウスでの生産を予定しています。この時期からだと種まきから収穫までに約3か月程度を要するため、5月収穫のカブの種まきを行いました。今回の品種は「万寿」、寒さに強く、葉が立派で玉の大きさが揃いやすい品種です。

 露地栽培であり、且つ、まだまだ朝の冷え込みも強いことから、今回はビニールでのトンネル栽培を行います。

 

 1・2月と給食に出荷し好評だったカブ。周年で栽培していたものの、これまでは地域の加工食品会社様とのお取引だけに出荷していました。しかしこの2か月で季節次第で高い給食需要があることが分かったため、今後はコマツナ同様に広く東京都内の給食にお届けできるよう取り組んでまいります。


2020/2/18   火曜日     快晴    12℃/2℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、圃場整備(耕耘、除草)、町民農園整備、コマツナ収穫調整、ネギ調整、カブ収穫調整、キャベツ収穫

 今日は昨日ほど気温は上がりませんでしたが、日差しの暖かな一日でした。キャベツ畑の近隣の梅の花が、先週から満開を迎えています。東京の花粉は例年より10日早く飛んでいるようで、当園スタッフにもマスクが手放せないメンバーがチラホラ出てきました。

 

 当園ではJGAPによる衛生意識の徹底から手洗いの実施とアルコール消毒を常に心がけていますが、今年はコロナウイルスの影響からかスタッフの周囲でも手洗いが徹底し行われているようで、インフルエンザや風邪をひいたという話も聞いていません。どうかこのまま継続的に皆が体調管理を徹底し無事に乗り切れることを祈っています。

 

 市場では中国産の野菜の輸入が減っているようで、下落していた野菜の価格が少しずつではありますが上がってきた印象があります。この機会にこれまで外国産野菜を使用していた飲食店や中食産業の方々に国産の安心安全の高品質野菜を使ってもらうことが出来ないか、と考えています。

 世界的にコロナウイルスに震え、日本の外食産業を支えていた中国産野菜が輸入できない今こそ、日本、東京から農業の新しい形に挑戦していきたいと思います。


2020/2/17    月曜日     曇のち晴    18℃/8℃

~本日のスケジュール~

出荷(羽村瑞穂学校給食、企業食堂、食品加工会社、小売)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、圃場管理(耕耘、肥料撒き)、キャベツ播種、事務

 昨日の雨が上がり、今日は一日快晴、そして4月の暖かさでした。

 最近は各野菜について多く出荷している、ということはあまりないのですが、今生産している全ての野菜を満遍なく収穫調整し出荷し、新年度に向けた種まきや補助管理が重なってきていることから何となく忙しい、といった状況が続いています。

 新年度に向けて3月4月からはメンバーが入れ替わり、作業量も今まで以上に増えることを考えると、果たして今まで以上に効率よく作業が回っていくのか少し怖くもありますが、作業の手順や機械の使い方がわかりやすく見られるようなシステム作りをしていこうと日々課題に向き合っています。

 

 小さい畑で少量生産を続けてきたキャベツが来週の収穫で採り終わりとなります。1月2月は気候の問題から瑞穂町では例年生産しづらいですが、今年は気温が平均的に高かったため想定以上に給食に出荷することが出来ました。次のキャベツは今種まきをしている5・6月採り。また高品質のキャベツを作ることが出来るよう、種から一生懸命に育てていきます。

 


2020/2/16    日曜日    雨       12℃/2℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、キャベツ播種、事務

 東京全体で久々の雨。そこまで気温は下がりませんでしたが、太陽が出ないために久々に寒さを感じる1日でした。

 1月末からガラスハウスに移って収穫してきたコマツナですが、この3週間で1.2トン程度を出荷し、間もなくガラスハウスの半分程度の収穫を終えます。1月にピークを迎えた給食の出荷から途切れることなく出荷することが出来ています。このペースでコマツナを出荷し続けることは当園として初めての経験であること、また、特にこの冬は日本の各地であらゆる種類の野菜の出来が良く、コマツナも価格が例年よりも下降気味ですが、その状況の中でも各出荷先で良い反応を得られていることに凄く自信を感じています。

 2月、3月を通じてまた1.2トン程度出荷していく予定なので、今後も高品質で出荷し続けていけるよう管理作業を徹底してまいります。


2020/2/15    土曜日    快晴      10℃/2℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、コマツナ収穫調整、ネギ収穫調整、キャベツ播種

 今日も快晴でしたが、この数日では珍しく涼しげでした。

 今週も土日は新入スタッフの八木君が頑張ってくれています。これまで、給食用のコマツナやカブ、ネギの収穫、ネギの種まきを経験してきましたが、この土日からはネギの調整に挑戦です。

 当園では年間を通して調整・出荷しているのがネギとコマツナ。そのため、ネギとコマツナの調整作業では作業時間と効率を意識しながら行っています。慣れない機械を使っての作業でしたが、楽しそうに手際よく作業してくれました。

 

 今年の3月までで卒業していくメンバーも数人いるなか、現在1年生である山谷君・八木君は新年度も来てくれます。土日の担当として新年度から入ってくるメンバーを引っ張りながら活躍する姿を想像し、頼もしさを感じています。


2020/2/14    金曜日    快晴      15℃/4℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、福生給食、八王子給食)、コマツナ収穫調整、畑見回り、キャベツ収穫調整、ネギ収穫、コマツナ播種、JGAP維持審査

 今日も朝から春の陽気。暖かな風を受けながら収穫、調整作業を行っていました。

 最近の当園は収穫調整、出荷、種まきに圃場整備と、出荷の佳境と春の種まきの佳境が重なってきて、いよいよ春の繁忙期に向かってきた感覚があります。

 

 今の時期から4月まではネギとキャベツの種まきが続いていきます。これらは両方育苗トレイやセルトレイという種蒔き用の道具を使い苗を育てていきます。また、コマツナの播種は今月から週に1度のペースで行っていきます。これからの時期のコマツナの成育は種蒔きから収穫まで約2か月程度。昨年度までと比べて今年度最も増産の比率が高いコマツナは年間を通して東京各所の給食と地域スーパーの定番コーナーに採れたての新鮮な状態でお届けする予定です。

 

 それぞれの野菜を作る工程、生産の環境をチェックする機能があるJGAPの維持審査が本日行われています。12時半~16時半までと長丁場で、圃場の衛生状況、整理整頓状況と書類の整備状況がチェックされます。今回は昨年のJGAP認証取得時には当園に無かった保冷庫についての審査などが追加されました。審査を通してまた新しく課題も見えてきたことから、来年の審査に向け今年度もより良い生産環境を整えていけるよう精進してまいります。


2020/2/13    木曜日     快晴       17℃/8℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、羽村瑞穂学校給食、食品加工会社)、キャベツ収穫、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、ネギ調整、圃場内清掃

 作業場の中にいるよりも外が暖かく、日向での作業時には1枚も2枚も脱いでしまうくらいのこの暖かさは来週まで続く様子です。出荷量が増え今のところ生育が追いついていないコマツナも、1週間あれば出荷できるサイズになる見込みが立っており、改めて太陽は偉大であると感じています。

 

 さて、明日当園はJGAP認証の維持審査を迎えます。日ごろから整理整頓と清掃には気を使っている当園ですが、特にこの1週間程度は、生産している野菜の収穫調整と新年度の生産準備をしている傍らで、いつも以上に道具の整備、在庫の管理を行ってきました。

 JGAPの維持審査のチェック項目に応じた各所の点検を行いながら感じたのは、飲食店での衛生検査に似ているということでした。JGAPの維持審査は、初回認証と初回の更新審査(2年ごと)の間にあります。次回の更新審査はまた1年後。定期的な圃場の点検、整備を怠らず、より衛生的な環境で安全な野菜を生産していけるよう、今後も当園全体で意識を統一し、衛生・安全・新鮮に特化した生産を実施していこうと思います。

 


2020/2/12    水曜日    快晴    15℃/3℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、八王子給食)、圃場管理(耕耘)、コマツナ収穫調整、ネギ調整、カブ収穫調整、事務

 春が来ました。わかりやすく今朝から春が。非常に暖かいため、身体としては最高に調子が良いです。世の中としても、温暖化への心配はあるでしょうが暖かいに越したことはないのが事実でしょう。

 しかし、農業を行うものとして心配なのは野菜の生育。特に当園としてはネギの今後の成育です。あたたかな春が来ると、ネギはネギボウズを育てます。ネギボウズはその名の通り、ネギの種です。ネギボウズがネギの内部から上がってきて、花を咲かせようと養分を種に送ります。それにより葉が固くなり、食味食感が美味しくなくなるため出荷できなくなります。例年であればネギボウズは3月の始め~中旬ごろから出始め、品種によっては4月1週目には出荷できなくなります。今年はこれまでの反省から、品種改良によりネギボウズを出すのが遅いとされている品種を選んで育てていますが、それでもこの暖かさでネギボウズが出てこないとは言い切れないため、現在この暖かさに一抹の不安を抱えている状態です。

 今年育てている品種、上手くいけば5月末まで出荷できる予定であるため、最低でもこの暖かさでキープされ、普段通りの春を迎えることを祈るばかりです。


2020/2/11    火曜日    快晴     8℃/0℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、コマツナ収穫調整、ネギ播種、ネギ収穫調整、カブ収穫調整、キャベツ収穫

 今日も好天。今日を最後に当面最高気温が一桁になることはない様子。例年よりも体感として1ヶ月分は早く温かくなっている気がします。

 今日は祝日ということで、当園を代表する大男である、農芸高校3年、間もなく農業大学校への進学を控えている小寺君の出勤でした。彼は昨年の夏から来ているため、ネギの種まきは初めての経験。土を触ることが好きで丁寧な仕事に定評のある小寺君は今日も丁寧な仕事をしてくれました。

 

 最近は当園の主力であり本来なら価格について安定感抜群であるはずのネギの相場が崩れてしまいネギの出荷量が少ないのですが、カブ・コマツナが好調であることから意外と収穫調整に追われています。1月からカブを給食に出荷してみてわかったこととして、この時期は都内でカブの生産が難しいようで、各所からカブをお問い合わせ頂いています。コマツナも市場価格では安くなっていますが、鮮度によって左右される野菜であることから、東京給食、小売店の地場コーナーではやはり強く、粘り強く販売が続けられています。

 地元で生産していることにより収穫から消費者が口にするまでの時間が短く鮮度が高いこと、そしてJGAP審査基準を経た衛生的な環境で地元の若者たちによって生産されている安心な野菜であることをもっと周知し、沢山の方に東京の農業を知っていただいた上でファンになっていただくにはどうしたらよいのか、を日々考えて取り組んでいます。

 


2020/2/10    月曜日    快晴     9℃/-3℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、八王子給食、福生給食、企業食堂、食品加工業者)、ネギ播種、コマツナ収穫調整、ネギ収穫調整、町民農園整備

 晴が続いています。今年はコロナウイルスの影響もあり、いつも以上に日ごろの手洗いうがいと早寝早起きを心がけているからか、当園では誰も風邪さえ引いていません。JGAP認証により衛生面の配慮には人一倍気を付けていますが、今の習慣を維持し、強い身体を作っていきたいものです。

 

 今日も昨日一昨日に引き続きコマツナの収穫とネギの種まきが中心のスケジュールでした。コマツナはあり難いことに、ベイシア青梅インター店での定番コーナーを担当させていただいてから発注も続き、週間400キロ程度を出し続けられています。今週は水曜あたりから暖かいようで、また成育が期待できます。2月・3月はあと1200キロ程度出荷できる見込みです。この調子で状態の良いコマツナを出荷し続けていけるよう、東京の子供達、地域の皆様に新鮮なコマツナを食べて頂けるよう頑張ってまいります。根菜のように収穫してから日持ちのする野菜もありますが、コマツナのような葉物野菜は収穫した瞬間に食べるのが一番瑞々しくて美味しいと言われています。スーパーで購入する野菜についても、数日前に収穫され遠くの地方から送られてきた野菜よりも、近くで作られているほど美味しいのが葉物野菜。是非店頭でお探しの際には地元産野菜をお試しください。

 

 ネギの種まきについて。栄養度の高い土に種を播いて育苗トレイが完成したら、適量の水やりをします。野菜を育てるは、発芽に必要な3要素があります。それは水、適温、酸素です。寒すぎても暑すぎても良くなく、水のやりすぎは酸素を逃がしてしまうため水は適量でなくてはなりません。尚、土が最初から水を含んでしまっている場合にも発芽する可能性があるため、土もなるべく乾燥した状態で保管することが大切です。

 


2020/2/9     日曜日     快晴     8℃/0℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、ネギ収穫調整、ネギ播種

 2日連続の快晴。晴続きで皆元気にあふれています。

 今日も八木君、山谷君と農芸高校1年生を中心とした布陣でしたが、春から新しく仲間入りする農芸高校畜産課3年生の久保君が体験に来てくれました。新年度も若いメンバーで協力し、東京・瑞穂町から農業を盛り上げていきます。

 

 今日は、現在当園が出荷している野菜を総じて扱う一日でした。明日大量の発注を頂いているネギの収穫と調整、1月から継続的に給食に出荷できているカブの収穫調整、給食とベイシアの定番コーナーで販売しているコマツナの収穫と調整、そして昨日から引き続きの新年度用ネギの種まき。

 

 瑞穂農芸高校のメンバーは、学校の授業の中でも野菜と触れあったり農具と触れあう機会があります。そのため、当園に来て作業をするときにも理解度が高く、飲み込みまでが早いです。

 

 東京の給食、東京の子供達により新鮮で安全な野菜を届けること。また、東京で農業をしたい人材が、持続的に農業を続けていくことが出来、さらに言えば、それぞれの個性に応じた農業との向き合い方を可能にしていくこと。これらを実現していくために、若い世代と力を合わせ日々に大切に取り組んでいきたいと考えています。


2020/2/8    土曜日      快晴    10℃/-2℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、ネギ播種

 昨日の寒さから立ち直り、太陽が出て気温も上がりました。

 今日明日は先月から仲間入りした八木君を筆頭に高校生メンバーを中心とした若手メンバーの出勤が潤っています。

 今日の作業はそんな若手にうってつけの作業。新年度の作付けが決まってきて、今年もどの野菜をどれくらいの量で生産するか明確になってきました。

 当園で生産する野菜の中でも、種まきから収穫まで一番時間を要する野菜は、当園の長年の顔でもあるネギです。その種まきがいよいよ今日からスタートしました。

 種蒔きは、育苗用のトレイに栄養度の高い土を入れ、その中に行います。今日明日で180枚行う予定。種まきをした育苗トレイは発芽機に移し、一週間程度置きます。発芽機の中は一定の温度、湿度に保たれており、種が発芽しやすい環境が整っています。一週間後に発芽機から出したらその後はにビールハウス内で日々水をやり育てていきます。

 

 今日播種を行ったネギが収穫できるのは9月~10月。初夏は暖かい時期で育ちやすい時期ですが、ネギはどんなに早くても収穫まで8か月の時間がかかります。


2020/2/7     金曜日     快晴     6℃/-5℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、圃場管理(耕耘)、コマツナ収穫調整、ネギ収穫、ネギ播種準備、事務

 気温が下がり強風が吹き今季一寒かった昨日よりもさらに寒い、恐らくこの冬最初で最後の真冬を感じる朝でした。当園の作業場では地下水を使用しているため、冬場寒い朝に水道管が凍って水が使えないことがありますが、今日は今年初めて水道が止まり、朝からみんなが少し湧きたちました。

 

 暖かい冬は私たちが生活するうえでは過ごしやすくあり難いですが、農業をしているとうれしいことばかりではありません。

 この冬、当園では非常に野菜の出来が良いです。例年では考えられないほどにコマツナの成育が早く、長さ・太さ共に質の良いコマツナが育っています。それはやはり東京に限ったことではなく日本全国、野菜の各品目について同様で、市場価格を見るとどの野菜でも平年比80%前後もしくはそれ以下で推移しています。例年であればこの時期の野菜は生育に時間がかかり、その中でいかに良いものを生産するかという技術面での課題と向き合うことが多いのですが、今年は基本的にどこでも誰でも出来が良いため、価格競争に巻き込まれずにどうやって販売をしていくか、が課題となります。

 農業はいまだに年間を通して価格が安定しない業界です。スーパーの店頭価格を見ればわかりやすいですが、野菜が高い時期と、今のように凄く安い時期とがあります。やはり小売店では安いものを仕入れて広告商品としてチラシで宣伝、という流れは避けられず、そうなると市場や大型の生産地と価格で争ったり、同じ地域で生産している農家同士が価格で競争することになります。

 当園の位置する瑞穂町で共に生産している近隣の若手農家からも、安定した価格で取引できる売先に困っている、という課題をよく聞きます。

 価格が安定せず、売り上げが安定しないということは、生産量の増加に取り組んだり、新規の出荷先を探すということも取り組みずらいということです。生産する側も年々歳をとり、生産量を増やすチャレンジをすることから気後れしていきます。この流れにはまってしまうと、歳を重ねるごとに農業と向き合うことが心身ともにつらくなってしまいます。

 まずは安定した価格で定量の取引が出来る、今年はこの課題に正面から取り組もうと決意し、2020年の春を迎えようとしています。


2020/2/6     木曜日     快晴       5℃/-2℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、羽村瑞穂給食、東京23区給食)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、事務(年度計画作成)、圃場管理(除草)

 今日は日本全国で今季一の寒さ、東京・瑞穂町も快晴ではあるものの昨日より10℃近く気温が低く、強い北風に朝から久々の冬を実感していました。この寒さは今日明日続き、予報によると来週にはまた15℃以上の天気が続くようで、体調管理を徹底しなければと感じています。

 

 12月に定植し青パオパオで生育の補助をしているネギ。見回りで定期的に生育の具合をチェックしていますが、今日のような強風だとやはり飛んで外れてしまうことも多いです。コマツナの虫害、キャベツの獣害と同様に、畑で起こっていることは日に日に変わっているため、定期的な「今」のチェックが必要です。そして日々このチェックを行うことにより、当園ではスタッフの畑を見る目を養っています。畑に今どんなことが起こっているのか、これからどんなことが起こりそうなのか、これは生産物の出来を大きく左右するため、当園にとっては東京の子供たちに野菜を届けられるかどうかがかかっています。

 畑の変化を見極め、今すべきことを着実に実行していくこと。生産にとって一番大切なことは一つ一つを取りこぼさずに進めていくことのようです。


2020/2/5    水曜日      快晴     14℃/1℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、八王子市給食)、ネギ収穫調整、コマツナ収穫調整、事務、圃場管理(耕耘)

 今日も東京は1日暖かく、ハウスの中での作業は暑いくらいでした。

 ありがたいことにコマツナの東京都内向け給食の受注を多く頂いており、好天によって出来の良いコマツナを日々収穫し続けられております。小売り用と合わせ今週は400キロ前後収穫予定、今年度の倍の生産量を予定している新年度に向け、継続的にコマツナを出荷する体制を整える良い機会であると感じています。

 

 今日はキャベツの鳥害対策について。

 瑞穂町では冬場の冷え込みが厳しく、昨年のブログで掲載したように内部黒変症状が起こってしまうことからこの時期のキャベツはなるべく生産しないようにしておりますが、現在は当園でこの時期にキャベツを作ることが出来る唯一の畑を使い少量の生産を行っています。そこの畑で1月に発見された取りによる被害への対策について紹介いたします。

 この被害が発見されたのは1月中旬。畑の一部のキャベツが鳥につつかれて穴があいている、という状況でした。この時期の被害は当園では初めての経験でしたが、虫などがおらず、食べ物に窮した鳥が冬場に甘い野菜を狙うことはまま有ることのようです。

 対策としては、上の写真のように小さな支柱を等間隔で立て、その支柱同士に細いビニールの糸をかける、というもので、鳥からは糸が見えていないために近づいたときに体に当たって嫌がり、野菜に寄らなくなる、という方法です。

 昨年、森に近い畑で類似の鳥害を受けていたため対策は取りやすく、今回もすぐに対策を講じてからは被害を受けておりません。

 

 昨日は虫害について、今日は鳥害(獣害)について書きました。このように自然をとともに生産を行う農業では、日々野菜を見ることが大切です。少し目を離したすきに畑の様子は変わり、高品質の野菜を作っていたはずが出荷できないものになっていることもあります。

 当園の現在の目標である高品質の地元産野菜で東京の子供達、東京の未来を支えるということ。日々の畑の見回りなくしてこの目標の実現はあり得ないということを実感しながら、1日1日畑と向き合っています。


2020/2/4    火曜日      快晴    10℃/1℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、ネギ収穫調整、コマツナ収穫調整、事務、畑見回り、圃場管理(耕耘)、キャベツ収穫

 東京は今日も快晴。晴れが続くとやはり気持ち良いです。冷え込む日もあるようですが今週から来週にかけて晴予報が続いており日々の出勤が楽しみです。

 

 日々変化がある畑では、そんな晴続き、暖かい春の弊害とも言える出来事が起こっていました。

 当園では収穫すべき野菜を見逃さないこと、高品質を保つことを目的に日々畑の野菜のチェックを心がけております。

 最近はキャベツ畑での鳥害、カブの露地畑での実の割れなどが散見されていましたが、コマツナの畑で久々に虫食いが見つかりました。

 普段よくある虫食いは、穴が開いている、葉が一部欠けている、葉の中に線が入っているなどで、これまでの経験から何による被害なのかがわかります。

 今回の虫食いはよくある虫食いとはちょっと違って不思議な症状になっていました。左の写真、食べられている部分はわかりやすいと思うのですが、食べられている部分に透明な膜が残っており、緑の色がついている部分だけ食べられているような症状になっています。これはヨトウムシ等の蛾の幼虫による仕業である可能性が高いようで、暖かくなり徐々に虫も出始めているということのようです。

 冬の間は虫が出ず虫害が少ないですが、今年は暖かさからか、例年より早めに虫食いが見つかりました。虫食いがある野菜は特に栄養などで問題があるわけでは御座いませんが、見栄えが悪いために廃棄しています。

 畑の野菜の様子から、少し早めに春を実感した出来事でした。

 

 

 

 


2020/2/3    月曜日      快晴   13℃/3℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、八王子市給食、企業食堂、加工食品会社)、カブ収穫調整、コマツナ収穫調整、ネギ調整、圃場管理作業

 東京は今日もぽかぽか陽気です。今週は木曜日に冷え込むようですが当分晴が続きそうで、野菜の生育が良く土も乾いて収穫もしやすく安心しています。

 

 今日からベイシア青梅インター店にてコマツナの定番出荷が始まりました。毎日必ずお出ししていますので、地元の皆様、地場産の高品質高鮮度コマツナを是非ご賞味ください。

 

 最近はコマツナやカブについての記事が多かったですが、今日はネギについて。

 当園ではネギを年間で27トン程度、東京都全体の1%ほどを生産しています。今の量で3年以上作り続けてきており、天候に合わせた管理方法、畑の土壌管理を学ぶにつれて年々品質が向上してきています。

 今出荷しているネギは太いもので1本約300グラム。2本で500ミリペットボトルより重いという出来の良さです。

 新鮮なネギは切った瞬間に肉汁のように切り口から水があふれてきます。東京産で消費地まで近く、使用するまでにかかる時間の短い当園のネギは、水分量が豊富で甘く、新鮮なままに食べて頂けることから、ネギが嫌いな方からも美味しいとお声を頂くことが多いです。

 東京都内の学校給食をメインに出荷しているため、子供たちがネギを好んで食べてくれている様子を想像しながら日々管理作業を行っています。また、地域の皆様にお食べ頂くために近隣のスーパーなどでも販売しています。1月中旬よりネギの価格が大きく下落し近隣のスーパーでは大産地の安いネギが多く売られているため最近はあまりスーパーに出荷できていませんが、ベイシア青梅インター店、ジャパンミート瑞穂店では変わらずに一定数販売しておりますので、是非食べ比べてみてください!


2020/2/2    日曜日      快晴     12℃/2℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、事務、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、ネギ収穫調整、圃場管理(除草)

 今日も暖かい日差しに包まれた1日でした。

 

 昨日入社の八木君が今日も元気にコマツナ、ネギ、カブの収穫を行いました。来週末には3月に瑞穂農芸高校を卒業し4月から入社する方も体験に訪れます。生産を拡大し新しい挑戦をすることが決まっている新年度に向け、新しい空気とともに一所懸命に頑張ってまいります。

 

 久々に晴が続き、カブ、コマツナが特に良く育ち始めています。ありがたいことに今月は給食用のカブの受注をこれまでで一番頂くことができ、ビニールハウスで生産した高品質のカブを給食で食べてもらえることに大きな喜びを感じています。葉付き、葉無共に品質が良く、切った時に皮が柔らかいことと大きさが揃っていることが今の当園のカブの強みです。急に暖かくなり花芽がでてこない限り、2月の3週目くらいまではこの品質で出荷できる予定です。


2020/2/1     土曜日     快晴      13℃/1℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、コマツナ収穫調整、カブ収穫調整、ネギ収穫調整、圃場管理(除草)、事務

 2月初日。2020年が始まり、雨が降った雪が降った凄く温かくなった、と言っていたらもう2月。東京は久々に晴が続いており、向う一週間雨予報がありません。

 

 今日は当園最若手スタッフが2人出勤でした。瑞穂農芸高校の山谷君と八木君。八木君は1月に山谷君が連れてきてくれて1日体験をし、今日からアルバイトで入社です。改めて若返りが進んだ当園、元気いっぱいの若い力とともに東京の子供たちに給食を届けるべく今月も邁進いたします。

 

 大きく育ってきたコマツナ、来週から近隣のベイシア青梅インター店の定番コーナーに出荷することになりました。コマツナのような葉物野菜は収穫した瞬間から水分が抜けていくため鮮度が命です。都内の給食にも使われている地元産の高鮮度高品質のコマツナを、地域の皆様にもぜひ食べて頂きたいです。