2022年8月 ブログ&今月の食育

2022年 8月6日土曜日

曇り 28℃/26℃


2022年 8月3日水曜日

快晴 37℃/28℃

何事も環境作りから

 人は環境の生き物、と言いますが、野菜についてもまったく同様です。天候や地域、土の性質が違う土地でまったく同じ野菜の種を植えたとしても同じ作物は出来上がりません。

 

 そのため、1日のブログで書いたような連作を避けて輪作を行うことだったり、計画的に土の状況にあった作物を生産することが必要になります。

 

今日の食育:土づくり

 今日は当園の土づくり、緑肥についてです。

 左が種まき、上が育ったころで、下が耕す前の作業です。この後耕して土に混ぜ込み、土の中で分解を勧めます。

 

 実は、一番良い野菜を育てられるのは雑草がボーボーに生えていた畑を整備したところ、と言われていたりします。それは、いろんな植物を育てたことによって畑に色々な栄養素が詰まった状態だからです。

 

 緑肥とは植物性の肥料です。野菜を生産した後の畑の土は、野菜の生産に必要だった一部の栄養が抜かれた状態、例えば一部だけが乾燥してパサパサになっているような、そんな状態になっています。

 そこで、それまでに生産していた作物がよく吸収する栄養を補ってくれるような種類の緑肥の種を播き、大きく育ててから土に混ぜ込み、土中で分解することによって土に新たに栄養素を注ぎ込み、パサパサの状態から潤った状態にします。そのため、緑肥の分解を終えた畑はとても栄養豊かでバランスが良い状態になり、そのタイミングで育てる野菜はどれも良い出来に仕上がっていきます。

 

 まとめ

・野菜を育て切ったあとの畑の土は、その野菜に必要な分の栄養が抜かれてしまいバランスが悪くなる

・土に新しい栄養を加えて潤った状態にするために生産するのが緑肥

・緑肥によって土はパサパサの状態から栄養満点の潤った状態に復活し、また良い野菜が育てられるようになる

 


2022年 8月1日月曜日

快晴 36℃/26℃

なにごとも環境次第!

 野菜作りは天候や土地柄、土質や品目・品種選び、種まき後の育成、などなど色々な要素に左右されます。

 しかしながらまずは、「種を撒くその畑の土が良い状態か」ということが良い野菜を生産するためにとても重要です。

 例えば「連作」という言葉がありますが、こちらは同じ作物を同じ畑で続けて生産することですが、小中学校の社会の授業で「輪作」という言葉を聞いたことはありませんでしょうか。輪作は連作の逆で、同じ畑で作る作物を変えていく(2期連続で同じ畑で同じ作物を育てない)ことです。

 

今日の食育:輪作

 種や苗を畑に植えた後、野菜は光合成や空気、水分、そして畑から養分を吸収して成長します。そのため、Aという野菜が育った後の畑からはAの成長に必要な栄養が吸収された状態(-Aとします)になっています。

 そのため、次回も同じ畑でAを生産する場合、最初から-Aの状態の土で生産するので、Aは上手に育つことが出来なくなってしまいます。

 この状況を避けるために行うのが輪作で、Aを生産した後の畑ではAとは違う科の野菜を育てる、という方法で畑の生産力を維持していきます。

 

今日のまとめ

・作物は水と空気、太陽光の光合成、土の栄養で育つ

・作物が育った後の畑の土は、作物が吸収した分の栄養が減った状態になる

・栄養が減った畑で同じ作物を作ると上手にできない(連作障害)

・良い作物を作り続けるために、違う科の作物とかわるがわる生産することを輪作という

 

 ちなみに近藤ファームでは、去年ネギを作った畑で今年はサツマイモを育てています