4/29  木曜日

雨  19℃/14℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、カブ収穫調整、ネギ収穫調整、畑管理作業、事務(月間目標、個人目標、新規企画)

JAにしたま季刊誌「かたらい」

 JAにしたまの季刊誌「かたらい」にて当園代表近藤剛がGAP認証についてお話させていただきました。また、別のページでは先日のオンライン食育ツアーの模様が掲載されておりますので、ご興味のある方は左のボタンがリンクになっておりますので是非ご覧くださいませ。

 

ネギ本日の調整で最後

 9月より出荷してまいりました昨年度のネギの収穫を終え、本日の調整明日の出荷で出し切りとなります。この時期、出荷が終わるタイミングでは心地よい充実感とやり終えた満足感に包まれつつも、例年は暖かくなってネギ需要が落ち価格競争に巻き込まれることが多かったのですが、今年はあり難いことに各給食業者様、東京産野菜、GAP認証野菜を欲しいと言って下さる小売仲卸業者様にお力添えいただいたおかげさまで最後まで安定した需要に応え続けることが出来大変感謝いたしております。

 現在キュウリの成育はまだまだ実を付けていない状況ですので、明日以降の出荷物はコマツナとカブが中心になります。今年のGWは緊急事態宣言下で巣ごもり需要の高まりが予想されるため、カブが店頭でどれくらいの需要があるのかを調査する良い経験が出来るであろうと予想しております。今のカブはガラスハウスで生産しており非常に状態が良いので漬物、サラダはもちろん、お味噌汁やスープでも良い出汁が取れると思います。


4/21  水曜日

快晴  25℃/12℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、給食)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、畑管理作業、サツマイモ定植準備

雑草もよく育つ

 昨日に引き続き今日も夏日でした。明日も夏日だそうです。身体が追いつかない、、、と思いつつ、夜にはぐっすりと眠れるため幸せも感じています。

 

 ネギとコマツナの収穫に追われる日々を過ごしてまいりましたが、いよいよネギがこの数日以内に採り切りとなりそうで安心しています。この時期は例年、東京の生産者がネギボウズの影響を受けて出荷できなくなるため当園に給食の注文を多く頂くことができ、毎年GW前に一気にネギを出荷し終えることが恒例になっています。

 

 日々成長を遂げるのは野菜だけではありません。暖かくなり野菜が育ちやすくなる時期は当然雑草も育ちやすく、少し目を離すと畑に雑草があふれ始めます。雑草が生えると野菜の生育を邪魔されることになり、害虫が集まってくることも多いため、特に定植した直後の小さい苗の時には丁寧な除草が必要になります(写真は先日定植したキャベツ、除草を終えすっきりしています)。

 

 昨日からサツマイモの苗が届き始めており、今週末にはサツマイモの定植を予定しています。毎日時間が立つのが早く充実を感じながら、次の計画を考えています。


4/20 火曜日

快晴夏日 25℃/8℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、給食)、ネギ収穫調整、コマツナ収穫調整、畑管理作業

 

今年初の夏日

 朝は冷え込んだものの、今年初の夏日となりました。ハウス作業の多いこの時期、ハウス内の気温は30℃以上となります。つい先日までとの気温差が身体に堪えるため、例年この時期から水分補給の声掛けを徹底しています。

 

 先週に引き続きネギとコマツナの収穫に追われながら畑作りをしています。土づくりを終え次第ネギ、サツマイモ、キャベツの定植に追われながら周年栽培のコマツナとカブの様子を見つつ、今月初めに定植したキュウリの管理も継続しています。

 

 今年のキュウリは去年までと異なる点がいくつかあります。まず、去年まではビニールハウスで栽培していましたが今年はガラスハウスで栽培していること。夏場になるにつれて朝方以外は暑くて作業が出来なくなりますが、ビニールハウスでコマツナを栽培するためにガラスハウスでの栽培を決めました。次に、例年と異なる支柱を使っていること。今年は丸い支柱とネットを使いながら生育する予定です。どのような違いがあるのか、次回のブログまでにキュウリ担当の陸路君に聞いておきます。

 

 4月も後半に入りましたが、当園はやる気に満ち合溢れています。引き続き東京の皆様に地元産野菜を食べて頂けるよう、認知を広めていけるよう、生産と発信に尽力してまいります。


4/14  水曜日

曇時々雨  22℃/13℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、給食)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、ネギ・コマツナ・キュウリ管理作業

春の農繁期

 最近は大いに忙しい日々を送っています。

 春になり、この時期に一気に伸びるネギの出荷作業に追われつつ、暖かくなってきたことからコマツナの成長も著しく、毎日ネギとコマツナの収穫作業に追われています。

 それだけでなく重なってやってくるのが今年の秋から収穫する野菜の植えつけ作業や、植え付けに向けた土の準備作業です。

 当園が生産している野菜の中でもメインの野菜はネギ、サツマイモ、コマツナです。コマツナは年中種まきし収穫していますが、ネギとサツマイモは秋から収穫のピークを迎えます。そして、そのネギとサツマイモの植えつけを春にまとめて進めます。

 

 つまり今は、毎日大量のネギとコマツナを収穫し袋詰めしながら、畑の土を作り植え付けの準備をして植え付けをする作業を同時に行っています。それだけでなく、暖かくなってきたことから雑草も生え始めているため、適宜除草作業にも追われます。

 

 現在6品目生産している品目数(野菜の種類)を絞ることが一つの解決策と言えますが、サツマイモを伸ばしていきたい反面、これまで培ってきた経験と需要を考えると今はまだこれ以上絞ることもできず、今年来年の春と秋は大変気合を入れて過ごすことになりそうです。

 一つ一つの野菜を育てることでさえ大変なことなのに、年間を通して何種類も育てて出荷していくことは改めて難しいことであると感じる日々を送っています。


4/7  水曜日

快晴  17℃/7℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、給食)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、畑管理作業、事務

野菜作りの伝統

 当園の今年の目標の中でも特に最重要視しているのは「農場長育成」です。

 

①各畑の状況判断ができ、野菜の状態に応じて適切な処置が出来野菜を育てることが出来ること

②各スタッフの得手不得手や調子、目標に合わせてチャレンジをさせることができ、個々が目標達成に近づくことをサポートしながら、日々の出荷準備等を計画的に進めること

 

 農場長は上記の2点の達成が求められる「監督」のような立場です。一般的な個人農家は①さえできていれば販売することが出来るため、農場長に求められる役割は個人の農家よりも難しい点が多々あると言えます。

 

 計画や目標設定をとても大切にしている当園ですが、農業をするうえで一番大切なのは「現状認識」だと考えています。今の畑の状況、野菜の様子、市況等を把握していることによって計画や目標が生きてくるため、まず畑を見て状況を知ること、そしてそれぞれの状況への対応力をつけること。これが農場長への第一歩ではないかと思っています。


4/6  火曜日

曇時々晴  15℃/5℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売、給食)、ネギ調整、コマツナ収穫調整、コマツナ管理作業、畑管理作業、事務

畑管理作業中心

 写真は先日のキュウリ定植の模様です。今年は5月中旬から7月末まで、約5トンほどの収穫が見込まれています。キュウリは日々の収穫量が天候に左右されやすく安定しないため、近隣の小売店と地元葉裏瑞穂給食センターへの出荷のみを予定しています。

 

 今週は先週までの暖かさが影を潜め、朝は寒く日中も曇りの多い予報となっています。平均的に気温が上がってきて身体を動かしやすくなり疲れがたまりやすい時期なので、この時期は急な天候の変化で風邪を引きやすく、いつも以上によく食べよく運動しよく寝る必要があります。

 

 畑では日々管理作業が行われています。毎週末に何かしらの苗を定植している時期であることから、畑管理作業の中心は土づくりです。土は特定の野菜を作ると一部の栄養素が沢山吸収され、栄養素が偏った状態になります。そのため今は、ネギやキャベツ、サツマイモを作り終わった畑に対して堆肥や土の栄養を整える肥料を撒き、トラクターで耕耘することで偏りなく全体的に一定の栄養素になるように整えています。

 連作はもちろんですが、違う野菜を育てていたとしても使い続けると栄養が抜かれ続けて良い野菜が作れなくなっていくのが畑の常です。定植が重なるこの時期には、数年後の未来も考えながら土づくりをすることが必要となります。


4月2日  金曜日

曇時々晴  17℃/13℃

~本日のスケジュール~

出荷(小売)、ネギ収穫調整、コマツナ収穫調整、キャベツ収穫調整、キュウリ定植、全体MTG

新年度、希望の春

 昨日より新年度を迎えました。昨年度も沢山の応援とご協力を賜り、近藤ファーム一同心より感謝いたしております。ありがとうございます。昨年度は沢山のご縁を頂き、これまでより多くの東京都民の皆様に野菜を届けることができました。今年度は昨年度頂いたご縁を更に深めていけるよう、生産体制を強化し一層安心安全で高品質な野菜を作っていけるよう邁進してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 ということで、本日は社員ミーティングを行いました。当園では昨年度より、4半期ごとに社員全体でのミーティングを実施し、当園全体の目標や各自の目標の達成に向けて進捗の共有を行っております。その中でも、4月に行うミーティングは年間目標や年度指針を共有するためしっかりと時間をかけて準備し実施しています。

 また、今年は3年に1度実施している方針設定の年でもあるため、長中期目標を1から検討し、今後の東京、日本の農業を視野に入れた目標を作成しました。

 

 当園は農業を通して東京、日本の社会とかかわりを持っています。当園が社会に対して還元できることは、良い生産物を届けることと、良い生産を行うことが出来る人材を育成し続けること、そして、生産物や取り組みを通してお付き合い先の皆様や、地域の皆様、お客様により良い生活を送っていただくための一端となることだと考えています。

 

 このような理念のもと、今年度も近藤ファーム一同これまで以上に懸命に農業に取り組んでまいりますので、何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。